秋田の聖母マリア 第三のお告げ |
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1973年10月13日(ファチマにおける太陽の奇跡の記念日)
いつものように、朝の聖務が終わり、つづいて聖体礼拝が始まった。 ロザリオの祈りを唱えるうちに、姉妹笹川の目にまた”御聖体の威光の輝き”が現われた。 それは聖櫃から発して、聖堂いっぱいに広がってゆくようであった。同時にマリア像から、あの妙なる芳香 が、全てを包み込むように漂ってきた。陶酔のうちに、祈りの時間はたちまち過ぎ去り、なごり惜しくも 聖堂をあとにする朝食の時刻となった。食後、修室に退いたが、まだ心は上の空で、仕事も手に付かぬ有様 であった。やがて、姉妹たちが外出するため、留守番を仰せつかったのを幸い、さっそく聖堂に行き、ひと りでロザリオを唱えることにした。ここからまた、彼女自身の報告を見ることにしたい。
” ロザリオを取り出してひざまずき、まず十字の印をしました。が、その動作が終わらぬうちに、 マリア様の御像のほうから、あのえも言えぬ美しいお声が、わたしの聞こえない耳に響いてきた のです。最初のお呼びかけを聞いたとたん、わたしはハッとひれ伏し、全身を耳にして聞き入り ました。”
「 愛する私の娘よ、これから私の話すことをよく聞きなさい。そして、あなたの長上に告げなさい。
前にも伝えたように、もし人類が悔い改めないなら、御父は全人類の上に大いなる罰を下そうとして おられます。その時、御父は大洪水よりも重い、いままでにない罰を下されるに違いありません。 火が天から下り、その災いによって人類の多くの人々が死ぬでしょう。よい人も悪い人と共に、司祭 も信者と共に死ぬでしょう。生き残った人々には、死んだ人々をうらやむほどの苦難があるでしょう。
その時私たちに残る武器は、ロザリオと、御子の残されたしるしだけです。 毎日ロザリオの祈りを唱えてください。ロザリオの祈りをもって司教、司祭のために祈ってください。 悪魔の働きが教会の中まで入り込み、カルジナルはカルジナルに、司教は司教に対立するでしょう。 わたしを敬う司祭は同僚から軽蔑され、攻撃されるでしょう。祭壇や教会が荒されて、教会は妥協する 者でいっぱいになり、悪魔の誘惑によって、多くの司祭、修道者がやめるでしょう。 特に悪魔は、御父に捧げられた霊魂に働きかけております。たくさんの霊魂が失われることが私の 悲しみです。これ以上罪が続くなら、もはや罪の許しは無くなるでしょう。 勇気をもって、あなたの長上に告げてください。あなたの長上は、祈りと償いの業に励まなければ ならないことを、ひとりひとりに伝えて、熱心に祈ることを命じるでしょうから。 」
”ここでちょっとお言葉が切れたので、そっと顔を上げてみると、聖母の御像はやはり光り輝いていて、 お顔はいくらか悲しげに見えました。そして、ふたたびお言葉がありました。”
「 あなたに声を通して伝えるのは今日が最後ですよ。これからは、あなたに遣わされている者と、あなた の長上に従いなさい。ロザリオの祈りをたくさん唱えてください。迫っている災難から助けることが できるのは、私だけです。私に寄りすがる者は、助けられるでしょう。 」
”こんどはもう緊張のあまり口がこわばってしまい、「はい」とお答えをするのが精いっぱいで、ひたすら ひれ伏していました。 しばらくして顔をもたげてみると、まばゆい光は消えうせ、粗末な聖堂の片隅に、いつもの聖母像が ひっそりと立っておられるだけでした。光は消えても、お声は魂の奥深く刻み付けられたようで、私の ような者にこれほどのお言葉を下さるとは、驚がくと感謝の思いがあふれてきました。またひれ伏して、 「汚れなき聖マリアの御心よ、われらのために祈りたまえ。」「全ての者の御助けなる聖マリアよ、われら のために祈りたまえ。」の祈りを繰り返すばかりでした。”
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